実家の目の前には浅茅(あそう)湾が広がり、リビングの窓越しに海を眺めることができ、小さな波止場に大小の漁船が停泊していているのが見える。先日、父と一緒に、この目の前の波止場でアジ釣りをした。私達が目指す漁場は、釣竿とバケツを手に、ヤッケをはおり、つっかけ(オババゾーリ)で、ものの3分ほどで到着。
釣り糸を垂らすと、10センチに満たない小さなスズメダイばかりが釣れた。「これはいらんちゃがー」とぶつぶつつぶやく父。「ま、ねばっとったらアジもくるやろう」ということでそのまま30分くらいやっていると、続々とアジがかかり始めた。大小合わせてざっと50匹程度。 父と私とで下処理をし、母に調理してもらった。大ぶりなものは3枚におろして、小さいものはそのままざくざく切って「せぎり」か、カレー風味とバジル風味のから揚げに。私はアジのお刺身を「ニラ味噌」(酢味噌に刻んだニラを混ぜたもの)で食べるのが大好き。さっきまで私の手の中でピチピチ跳ねていたのがすぐさま食卓へ。まさに命の恵みをいただいてエネルギーがみなぎったようだった。 ■釣れたもの 大小のアジ、小さなスズメダイ、クロイオ(1匹だけ)などざっと50匹程度。次々とかかり始めると本当に面白い。マキエを使ったとても難易度の低い釣りなので、子どもでも簡単にできると思う。いつか甥っ子たちにもやらせたいなぁ。彼らはすごく喜ぶだろうなぁ。 □対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net
by tsushimanoki
| 2009-01-21 13:56
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