とても貴重なニホンミツバチの蜂蜜。収穫は秋に1回のみ。そのお値段は、セイヨウミツバチの10倍はすると言われている。ちょうど収穫されたばかりのものが、いくつかの店舗に並んでいた。ちょっとでもお安い小ぶりなものを選んで、130g入りで1,500円。スーパーで見かける中国産のものだと200円くらいで買えそうな量だ。うーん、やっぱり高いなぁ…と思いつつ、えいやっ!と購入した。
さっそく舐めてみると、喉の奥がツーンと痛くなるくらいの濃厚な甘さ。香りもねっとりとしている。「樽でウン十年寝かせた蜂蜜です」というような感じだろうか。これは、「病気のおとっつぁんのために…」とか、「流行り病にかかった息子に舐めさせたくて…」とか、「産後の肥立ちを良くするために…」とか、「最近、徹夜が続いていて…」とか、大義名分がないとなかなか食べられないような、そんな蜂蜜だなと思った。それは大げさとしても、トーストにじゃんじゃかかけて食べるようなものではなく、風邪気味のときにホットオレンジとかホットレモンに添えて飲むとか、大切に大切に使いたいと思う。 ところで、國分英俊さんのブログ「対馬の自然と生き物」によると、厳原(いづはら)町内山では、ミツロウを作っていらっしゃる方もいるとのこと。ミツロウは上質なクリームの材料にもなる。以前、ミツロウとホホバオイルと数種のエッセンシャルオイルを混ぜて、クリームを作ったことがあり、リップクリームとして、ハンドクリームとして、かさつくところあちこち用としてすごく重宝した。天然成分で安心だし、かさかさにてきめん、リラックス効果も大きかった。いつの日か、対馬のミツロウと椿油で作ってみたいと思う。 □対馬の自然と生き物 http://jf6ied.exblog.jp/ □対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net
by tsushimanoki
| 2008-11-17 01:56
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