対馬の樹


WEBサイト『対馬の樹』より
by tsushimanoki
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WEBサイト『対馬の樹』のコンテンツ「対馬のこと」をご紹介しています。皆様のご意見やご感想をお待ちしています。
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<   2008年 12月 ( 7 )   > この月の画像一覧


年末年始は対馬で

今日から1月5日にかけて対馬へ。お昼の飛行機で福岡から対馬へ30分のフライト。数ある路線の中でも、上昇したと思ったらあっという間に下降してしまう、アップダウンの激しい路線ではないかと思う。通常、対馬への帰省の際には、九州郵船のジェットホイル(高速船)を利用しているけど、今回は「運賃高すぎ!東京までと変らんやん」と文句を言いつつも飛行機にした。

なぜなら、昨年の帰省の際に、タイヘンな目に逢ったから。31日の海が大荒れに荒れて、高速船もフェリーまでも欠航となってしまった。飛行機は何とか飛んでいるという状況。「台風でもあるまいし、何でそうなの?」と思ったけど、冬の海というのはそういうものなのだということが分かった。でも、どうしてもどうしても年末年始を対馬で過ごしたいという執念で、博多港からそのまま福岡空港へ向かい、航空券を購入して、朝から夕方近くまでキャンセル待ちをしたのだった。キャンセル待ち番号が50とかくらいだった。だいだい、こんな日にキャンセルをする人はほとんどおらず、一つの便につき(一日に5便ほどの運行)、せいぜい1人か2人くらいの方が乗れるかなぁという状況だった。それでも、もしかしたらもしかして乗れるかもしれないからと、しぶとく空港でねばり続けた。あの日、すごく寒くて、じーっと待っていると、だんだん体が冷たくなって、何だか心細くて、涙が出そうな気持ちになっていた。

3時くらいになって、「あのう…、もう…、乗れないですよね?このチケット、キャンセルしようかと思うのですが…」とカウンターの綺麗なお姉さんに相談に行ったところ(本当に綺麗な人だった)、「臨時便を出そうかと検討しているところですので、しばらくお待ちください…。あ、今ですね、臨時便が出ることに決定いたしました」と。「えぇーっ!本当ですかぁ!」。もう諦めていたので、本当に嬉しかった。去年、一番嬉しかったことだったんじゃないかと思う。すぐさま実家の母に、「臨時便が出ることになってさ、乗れることになったけーんっ!お迎えよろしくねーっ!」と電話した。母も「良かったぁ!蕎麦も餅もたくさん用意しとったけん、どうしようかと思いよったとよ…」と。今も、あの時、私は本当によくねばったなぁと思う。何でもかんでもねばり強くやれば叶うというものじゃないのだろうけど、時々こういうこともあるから、やっぱりがんばってみたほうがいいのかなと思った。それと年末年始の帰省は飛行機にすべしと。空港でばったり会った友人の真由美は、早くから飛行機を押さえていて、疲労感漂う私とはうってかわって、涼しい顔をして臨時便の一つ前の飛行機に乗り込んでいた。

そう、あれから一年がたち、この日の教訓を胸に(?)、一年間、色々とねばってきたと思う。そしたら、歩みは遅くとも、少しずつ道が開けてきたのかなと思う。来年もまた、小さな成功体験を積みながら進んでいきたい。

対馬では、対州そば、鯛のいりやき(鯛のお鍋)、実家に届いている例のからすみなど、美味しいものを食べて飲むこと、同窓会に出席(ちゃんとした同窓会に出るのは今回が初めてでドキドキ)、友人を訪ねること、「対馬の樹」でお世話になっている方にご挨拶などなど、楽しみなことが盛りだくさん。ネタをたっぷり仕込んできたいと思う。新春の「対馬の樹」もご期待ください!

これまでずっとお世話になってきた方々、そして今年出会った素敵な方々、本当にありがとうございました。来年からもまたよろしくお願いいたします。どうぞ良い年末年始をお過ごしください。そして、皆様にとって来年が素晴らしい一年となりますように。

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net
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by tsushimanoki | 2008-12-31 02:39

対馬のからすみ

対馬でもからすみが出回る季節になった。からすみといえば長崎が有名。実家では食べる習慣がなかったし、対馬にからすみがあるということを知らなかった。2年前の冬、厳原(いづはら)町の飯束商店で見つけて、「対馬にもあるんですね?!」と驚いてしまった。すぐさま一腹を分けていただき、大変高価なものなので、ちびりちびり、大根を添えてお酒のつまみに、すりおろしてパスタにからめて食べた。

からすみの歴史をさかのぼると、1652年に中国から長崎に伝来している。1712年より、長崎奉行から江戸幕府に献上されるようになり、「野母のからすみ」は「越前のうに」と「尾張のこのわた」と並んで、日本三大珍味として数えられたということだ。からすみを納めていた高野勇助がおこした長崎市の「高野屋」は、今も老舗のからすみ専門店としてその味を守り続けている。

先日、國分英俊さんのブログ「対馬の自然と生き物」で、対馬のからすみが紹介されていた。詳細について國分さんに問い合わせ、対馬で唯一の生産者、厳原町豆酘(つつ)の小森さんに注文することにした。そして、ついでに色々とお話しを伺った。

からすみの原料となるボラの卵巣が採れるのは、10月下旬から11月上旬にかけて、ほんの2週間あまり。このわずかな期間に、天気や風向き、十分なボラの群れがいるかどうかを見極め、実際に漁に出られるのは5回ほど。夜明けから豆酘(つつ)湾を見渡せる見晴らしの良い山に登り、ボラの群れが入ってくるのを見張る。「よしっ!」と思ったら山を駆け下り、船を出して魚群へ向かう。このタイミングがずれると全く網に入らないということもある。一度に1000本をあげられることもあるけど、だめなときはさっぱりということも。トータルで800本から1000本をあげるのがだいたいの目安だ。

取り出した卵巣を1週間から2週間ほど塩漬けにした後、真水にひたして塩抜きをし、2週間ほど天日で乾燥させるとようやく完成する。よく晴れた、乾いた北風がふく日でないと、うまく乾燥できないため、漁と同様、天候を読みながらの作業なのだそうだ。「だけん、難しいとですよ」と。人がコントロールできないものばかりを相手にしていて、それでいて均質なクオリティーのものを作っていくというのは本当に困難なことだと思うけど、だからこそ効率的に作られる工業製品とははるかに違った美味しさや魅力があるのだろうなと思った。

小森さんは直売されていますので、欲しいと思われた方、興味のある方は、直接お問い合わせください。

【問い合わせ】
小森張市 TEL/0920-57-0009
ブログ「カラスミと船釣りの恵洋丸ぶろぐ」 http://okkunn.jugem.jp/

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net
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by tsushimanoki | 2008-12-21 03:35

ゆずジャム、ゆず味噌、ゆず…

先日、両親が対馬から出てきた際、届いた荷物の中に、母の手製のゆずジャム、ゆず味噌、そしてごろごろっとゆずが数十個入っていた。毎朝、このゆずジャムを、トーストにたっぷりぬって食べている。少々苦味があって大人っぽいジャム。お湯に溶かして蜂蜜を添えれば、寒い夜、身も心も温めてくれるゆず茶ができる。夜更けもごそごそと作業をしている私には、よいお供になってくれそう。ゆず味噌はクラッカーにぬって、そのままおつまみとしていただいた。お味噌のコクと爽やかなゆずの風味がとても相性がいい。こんにゃくの味噌田楽、ふろふき大根、お肉と野菜の炒め物などにもいいそうだ。ゆずは、形も不ぞろいで小粒なものばかりだけど、お風呂に浮かべ、ゆっくり温まろうと思っている。

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net
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by tsushimanoki | 2008-12-17 12:59

対馬観光物産展で購入したもの 対州そば

自分へのご褒美に食べたい「お取り寄せ」!

今年の夏、試験的に販売に踏み切った、「地鶏スープ付きそばと椎茸セット」が大変人気で、畑を増やすことになったとお聞きしていた。その「地鶏スープ付きそば」が販売されていて、しかも通常価格450円のところ300円となっていた!どうもどうも、ありがとうございまーす。

その味と香りは、大晦日に曾祖母の富恵おばあちゃんが打ってくれた、そば粉100%の年越しそばのよう(こちらの商品は9割そば)。そばの香り、地鶏と椎茸のスープの旨み、これは本当に美味しい!自宅で手軽に、これだけの味を再現できるのは、ありがたいことだと思う。お取り寄せも可能ということなので、そば好きの方、ぜひどうぞお試しください。

「匠」の対州そば パッケージより
風味、食感、そして品質において全国のソバ通に高い評価を受けている対馬のソバです。挽きたてのソバの風味と香りを楽しみながら、美味しくいただけるように開発いたしました。平成13年度農林水産省「優良ふるさと食品」受賞。
冷凍そば(120g入り)とスープのセット/450円(税込)

厳原町体験であい塾「匠」
〒817-0242長崎県対馬市厳原町下原82-12
TEL/0920-56-0118

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by tsushimanoki | 2008-12-10 13:36

「やまねこプレス」に出稿

対馬のタウン情報誌「やまねこプレス」(年2回発行)様のご厚意により、2009年1月中旬発行予定号の2ページを提供していただけることになった。本当にどうもありがとうございます。12月10日が入稿日となっていて、直前までバタバタと作業。9日に速達でお送りする予定が10日の発送となってしまった。私のPCはCDへの書き込みが苦手で、受け付けるCDとそうでないものがあったり(CD-RWだったら比較的大丈夫のよう)、最後の最後、CDへ書き込むところで作業がストップしてしまった。こんなところでつまづくなんて…。格闘すること2時間近く。久しぶりに頭に血が上ってしまった。大変お世話になっているPCなので、そんなに悪く言ってはならないと思ったけど、「ちょっとあんたっ!!」とか言ってしまった。クールダウンするにも少々時間がかかったし。こういう事態も予測して、やはり余裕を持ってやらないといけないよなと反省。よかったらぜひご覧いただければ幸いです。

【販売店】
厳原(いづはら)町:九州郵船フェリー乗り場、大西書店 など
美津島町:対馬空港売店、BOOK・CDぶんかいどう など
福岡:九州郵船フェリー乗り場

やまねこプレス編集部
〒817-0322長崎県対馬市美津島町鶏知甲486-3
TEL/0920-54-5454

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net
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by tsushimanoki | 2008-12-10 13:27

対馬のかぼすをたっぷりしぼって

甥っ子のお遊戯会のために、対馬から両親が出てきている。父が作った大根や柚子やかぼすがどっさり入った荷物も届いた。日曜の夜は、家族で忘年会。博多の地鶏もも肉とつみれの水炊きに、大量のかぼすを大鉢いっぱいに用意した。それぞれの取り皿に、たっぷりかぼすをしぼって、ジョーキュウ醤油の「どんだし」で味を整えた。しぼりたては味も香りも最高!それはそれは美味しいポン酢のおかげで、鍋がすすむすすむ。お酒もすすむ。

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net
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by tsushimanoki | 2008-12-08 12:16

対馬市応援団の名刺

対馬市応援団のメンバーとしての名刺を対馬市よりお送りいただいた。朝鮮通信使やツシマヤマネコの写真など4種類から選べるようになっていて、私は浅茅(あそう)湾の写真を選ばせていただいた。おーっ、対馬市のマークも入っているので、個人的なものと比べると、はるかに行政の人っぽい感じ。改めて、ちゃんとやっていかなければ!という気持ちだ。

これまでに数名の対馬市職員の方と名刺交換をさせていただいたけど、デザインが様々で、その多様さ、寛容さにちょっとびっくり。ブリやサザエなど海産物盛り合わせ、大きなイカをあしらったものなど、ほほえましいものもあった。(以前、特産の和牛の写真がどーんと載った名刺を頂戴したことがあるので、そこまで驚かなかったけど、少しだけ驚いた)。

2009年4月、福岡市博多区板付に「対馬市福岡事務所」がオープン予定で、福岡市の方々に向けた観光・物産のPR、企業誘致の情報収集などにあたられるということ。今後、対馬市職員の方々とこまめに情報交換をし、ともに、真摯に考え行動していきたいと思う。

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net
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by tsushimanoki | 2008-12-04 12:34