対馬の樹


WEBサイト『対馬の樹』より
by tsushimanoki
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WEBサイト『対馬の樹』のコンテンツ「対馬のこと」をご紹介しています。皆様のご意見やご感想をお待ちしています。
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<   2009年 05月 ( 5 )   > この月の画像一覧


清話会様への原稿⑤「家具製作所Kiiro(きいろ)」の挑戦

清話会様のメールニュースの原稿をアップしました。(配信は5月26日予定)。今回は、これまでにもたびたび取り上げさせていただいている「家具製作所Kiiro(きいろ)」について書かせていただきました。工房を開設してから1年間の取り組みを、先日福岡でお会いした際の印象とあわせてご紹介させていただいています。お時間のある方はどうぞお付き合いください。

<清話会について>
中小企業向けに情報誌を発行したり、講演会やセミナーなどを開催している、東京に本社を置く会社(昭和13年創業)が運営する会員団体。清話会では、全国各地の中小企業の経営者約3000人に対し、週に2回程度メールニュースを発行されていています。このメールニュースに、月に1回、執筆させていただいています。
■清話会WEBサイト http://www.seiwakai.com/

◇「家具製作所Kiiro(きいろ)」の挑戦
~デザインの力で、環境ビジネス、地産地消、地域再生に取り組む~

対馬には、対馬ヒノキを使った素敵な家具や小物を作る「家具製作所Kiiro(きいろ)」という工房があります。オーナーは、若干26歳のご夫婦、阿比留(あびる)恭二さんと優子さん。それぞれに別々の専門学校で家具作りを学んだ後、家具の生産地として有名な福岡県大川市で数年間の修行を積み、2008年5月、対馬市豊玉町に「家具製作所Kiiro」をオープンしました。(恭二さんは福岡市内のインテリアショップでの勤務を経て家具作りを学んでいます。ショップに並ぶ素敵な家具に触れているうちに、「自分も作ってみたい」と家具づくりの道に進むことを決意しました)。

〈Kiiroについて〉
黄色と木色。黄色の温かくて明るいイメージの家具、木の色をいかした家具作りを心がけています。私たちが家具作りに使うのは、対馬の雄大な自然で育ったヒノキです 。温かな肌触り、表情豊かな木目、たくさんの魅力を持つ素材です。そのヒノキをいかして、ずっとずっと使っていただける家具を、一つ一つ丁寧に作っています。
〈デザインについて〉
シンプルで飽きのこないオリジナルのデザインです。ヒノキの質感をいかし、色のある木をアクセントに、シンプルな中にも遊び心をプラスしています。
(家具製作所KiiroのWEBサイトより)

「家具製作所Kiiro」が主な原材料として使用しているのは、間伐材の対馬ヒノキ。間伐材は建材や家具に使用されることはあまりなく、ここまで積極的に使用しているのはまだ珍しいケースです。この取り組みは、2008年10月、林野庁の「間伐・間伐材利用コンクール」で、林野庁長官賞受賞という評価を受けました。

工房をオープンしてようやく1年というところですが、この受賞をきっかけに、すでに予約は4ヶ月先まで詰まっているということ。メディアの注目も集まっていて、これまでに、雑誌『モノマガジン』、NHK長崎放送局、KBC(九州朝日放送)ラジオなどで紹介されています。なんと好調な滑り出し!しかも、経済が疲弊しているということばかりが言われている対馬においてです。ひとえに、お二人が修行で培ってきた知識や技術、持ち前のセンスやお人柄によるものでしょうが、それにしてもかなりの快挙だと思います。

お二人は工房にこもっているだけではなく、地元の人たちとの交流も大切にしています。特に対馬の将来を担う子どもたちを意識した取り組みには積極的です。2009年2月、対馬野生生物保護センターで、「木のしおりとハガキづくり教室」を実施。地元の対馬ヒノキを使用しているわけ、さらになぜ間伐材なのかを丁寧に説明しながら、子どもたちとそのご両親に対し、小物づくりを伝授しました。この木のしおりとハガキには、ツシマヤマネコの足跡らしき、かわいらしい焼印も押されています。きっと、ツシマヤマネコが生息しやすい環境作りについて、親子で楽しみながら考える、とてもいいきっかけになったことだろうと思います。他にも、中学生の職業体験を受け入れたり、幼稚園に玩具類を納品されたりしています。

ちなみに、「恭二さんはよくもまあ、優子さんを対馬に連れてくることができましたよね。それに、優子さんはよくもまあ、対馬で暮らすことを決心されましたね」というおせっかいな言葉に対して。「僕はいずれ対馬で工房を開くことを決めていましたので」。「私も彼が対馬で工房を開くということは知っていて、そのつもりでいましたので」。という非常にあっさりとした回答で、葛藤や苦悩などはほとんど無かったようです。また、対馬においてかなりエポックメイキングなことをされていると思うのですが、そのあたりについてもそんなに気負うことなく、さらりとお仕事をされているご様子。最近は家庭菜園での野菜作りも始められ、それが実に楽しそうです。

個人的にも本当にうらやましい限りのご夫婦。「環境ビジネスに取り組んでいます!」、「これからは地産地消でしょう!」、「地域おこしに取り組んでいます!」などと大仰に騒ぐことはなく、静かにひたむきに、息を吸って吐くようなナチュラルさでやっておられるのがとても心地よく感じられます。(本当に好きなこと、得意なことをされているからでしょう)。対馬の将来を担う子どもたち、心の中でIターンやUターンを考えている人、きっとお二人の姿を見て後に続く人たちが出てくるのではないかと思います。

家具製作所Kiiro(きいろ) http://ki-iro.jp/
〒817-1201長崎県対馬市豊玉町仁位94
TEL/080-1700-5801

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net
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by tsushimanoki | 2009-05-26 10:34

ものすごい人たちに対馬を売り込んできました

5月20日から22日にかけて、マリンメッセ福岡で開催されていた「第19回西日本食品産業創造展」に行ってきた。この催事に出展されている、蕎麦やパスタなどの製麺機やおにぎりを作る機器のメーカー、不二精機㈱の営業の方にご案内いただき、参加させていただくことができた。

というわけで、まずは不二精機㈱のブースへ。試食(商談)コーナーで、十割蕎麦、クリームパスタ(フィットチーネ使用)、ボロネーゼ(リングイネ使用)を試食させていただいた。それぞれきっちりお皿に盛り付けられていて、約0.5~0.7人前といった感じのもの。(私の食べっぷりを見ていて、いつの間にかボロネーゼもオーダーしてくださっていて…)。「いやぁ上手に打ってますねー。打ちたては美味しいですねー」と言いながら3皿をぺろりと食べさせていただいた。

■第19回西日本食品産業創造展 http://www.nikkanseibu-eve.com/food/
■不二精機株式会社 http://www.fujiseiki.com/

試食(きっちり食事?)を終え、他のブースを軽く見て回り、それからセミナー会場『本物の仕事師とは~人として、料理人として、経営者として~』に向かった。「フランス菓子16区」の三嶋隆夫社長がコーディネーターを勤め、元ハウステンボスホテルズ総料理長で「パティスリーカミーユ」オーナーシェフの上柿元勝氏、「ラ・ロシェル」オーナー総料理長の坂井宏行氏(あの有名な坂井シェフ)、「シャトー文雅」オーナー総料理長の田島明武氏がパネリストという、超・超・超ゴージャスなセミナー!!

鼻息も荒く、一番前の席に陣取り、終始前のめりな感じでお話しを聞かせていただいた。このセミナー、またまた憎たらしいことに、16区のブルーベリーパイが1つずつふるまわれた。(受講料1,000円は軽々と元をとってしまった。っていうか、いいんですか?って思った)。色々印象的な言葉だらけだったのだけど、特に心に刺さったのは、田島シェフがおっしゃった「料理は食べてくれる人がいて完成する。作り手の独りよがりな料理ではなく、食べてくれる人が喜んでくれるものを作り続けることができなければならない。それには相当な強い”想い”が無いとできない」。これって料理の世界だけじゃなくて、他の仕事にも当てはまるよな…と思った。それと、たくさんの金言を述べながらも、「料理人にならなかったとしたら女子高の体育の先生になりたかった」と言って会場を沸かせた上柿元シェフのことをかなりラブリー!と思った。

セミナー後、なんとこの4名の方々とお名刺交換&手帳にサインをいただく&記念撮影。軽く対馬のことをご紹介させていただき、「何かお知恵をお借りできれば…」と食い下がった。田島シェフは「対馬にまだ行ったことがなくて一度行ってみたいと思っています」とおっしゃってくださった。坂井シェフは蕎麦が大好物ということなので、「対馬の蕎麦粉は日本一ですからお送りいたします」とお伝えした。そしてそして、上柿元シェフは「対馬って長崎県よね?僕は”長崎県観光マイスター”として長崎県の仕事をしているから対馬のことも何かできれば…」とおっしゃってくださった。大好きな三嶋社長にも久しぶりにお会いできて、そして正真正銘のセレブリティたちにいっぺんにお会いできて、さすがにかなり心臓がバクバクした。(おかげで寿命が少し縮まったかも)。まだ興奮さめやらず。筆が踊ってまして、すみません。

■フランス菓子16区 http://www.16ku.jp/
■ラ・ロシェル http://www.la-rochelle.co.jp/
■シャトー文雅 http://www.bunga.jp/

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net

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by tsushimanoki | 2009-05-23 19:04

第4回九州焼酎・泡盛フェアinヤフードームのご報告

ブログ「対馬市福岡事務所レポート」でご紹介させていただいた、「第4回九州焼酎・泡盛フェアinヤフードーム」の助っ人に行った。

私の持ち場は、奥薗裕二さん率いる「つしま倶楽部」のブース。時々持ち場を離れては、対馬ブースを回遊して、スタッフの方々とお話しさせていただいたり、つまみ食いをさせていただいたりした。休憩タイムは焼酎のブースを回遊…。(まず一番に「白波」へ。知人がいるのと、大好きな玉山鉄二さんのポスターに吸い寄せられて…。あの黒白波のCMはたまらんですばい。「白波」のブースは、とくかく群を抜いてかっこよかった!この日のスペシャルな戦利品は、玉山鉄二さんのポスターと黒白波のボトル。さっそくポスターをお部屋に貼らせていただいた♪)。

持ち場では、もっさりしたデザインの黄色い法被をはおり(とにかく目立てばいいのだという考えがみえみえの販促ツールが多いこと…)、年増のキャンギャルとなって、あなごの串焼き、いかの串焼き、いかゲソの串焼き、あなごのそぼろといかのこうじ漬けの軍艦巻きパックの販促活動をバンバンやらせていただいた。

私のそばには、応援に駆けつけてくださった、サントリーの営業マン、益本さん、福地さん。さすがは体育会系の人たち、拡声器などは使わずに、時たま胡散臭いコウシャクをたれたりしながら、肉声による呼び込みをずーーっとやってくださった。さすがぁ!(このフェアを語る上で、かなり重要なキャスト)。ちなみに、対馬市福岡事務所の武末さんと阿比留さんは、焼き場担当。大量の汗をかきながら屋台骨を支えていた。というわけで、お客様は続々と集まってくださって、周囲をぐるっと見渡した感じからいうと(対馬以外のブース)、売れ行きは好調の印象を受けた。

そして、クライマックス(!?)の対馬市観光物産協会提供による「餅まき」に。第一発目の「餅まき」を担当することになり、お立ち台の上に上がり、お集まりいただいた100名以上の方々を前に、対馬と「対馬市福岡事務所」のピーアール、そして「対馬のブースに来てくださーい」というスピーチをさせていただいた。ドームでお立ち台の上に上がると、どういうわけか、ヒーローインタビューを受けるような気持ちになってしまい、頼まれてもいないのに、大きく両手を振りながら「ファンの皆様、本当にありがとう!」というようなポーズをとってしまった。(この場にはそういう魔力があるのかも)。いやいや、それにしても、「餅まき」って本当に古典的だけど、ものすごく盛り上がった。

対馬のブースには、大阪の有名料理店のシェフと対馬の漁師さんをつなぐ役回りをされている方もいらしていて、地域おこしに高い関心を持っているサントリーの方々といい、素敵な出会いも色々とあって、行って本当によかったぁと思った。お招きいただいた、主催の森友さん、そして奥薗さん、どうもありがとうございましたー!

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net
※写真を多数アップしていますので、「対馬の樹」をぜひご覧ください。
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by tsushimanoki | 2009-05-17 15:05

東京のご報告

スローフードすぎなみTOKYO代表者、佐々木俊弥さんにコーディネートいただいた東京は、これまで経験したことのない、濃密でエキサイティングなものだった。

初日の夜は、佐々木さんが行きつけの、杉並と新宿のディープなお店5軒をはしご。予告していたものの、私の大食漢ぶりに驚かれてしまった。また、「それによく飲みますね、僕の女性の友人にはなかなかいないタイプです…」。「対馬仕込みですから。私が悪いんじゃないんですよ…」。

各お店のオーナーに対馬についてお話しさせていただき、食材の一部を提供させていただいた。そば粉を喜んでくださった「さわやこおふぃ」の中澤恒夫社長、沖縄の食材を販売されていて奥にはカクウチコーナーもある「沖縄倉庫」の岩元俊英さん、せんだんごを使ってみたい、対馬フェアをやってみたいと言ってくださった和食店「竹八」の太田雅規料理長、学生運動の香りが残る居酒屋「あいうえお」のママ、フランス人観光客が頻繁に来店する歌舞伎町ゴールデン街三番街にあるバー「ジュテ」のママ…。特に後半、九州では醸せない感じの「東京ならでは」に触れることができて大満足。

そしてプレゼン当日。「スローフードすぎなみTOKYO」、「スローフード東京」のメンバーの方々、7名にお集まりいただいた。佐々木ご夫妻のほか、かっこよくてかわいい女教授、名古屋文理大学のフードビジネス学科の中村麻理准教授、私がよく仲良しになるタイプのお話しがすんごくおもしろくて感じのいいおじちゃん、フリージャーナリストの掛川正幸さんなどなど、味わい深い方々にお集まりいただき、このスローフードすぎなみTOKYOの素敵な引力を感じた。そういう方々に対し、2時間みっちり、喉が少しカラカラになるほどしゃべらせていただいた。前のめりな感じでお聞きいただき、そして試食用に用意させていただいた「そばがき」と「ろくべえ」を「美味しい!美味しい!」と言って食べていただき、十分な手ごたえを感じることができて、もう本当に気持ちよかった。

プレゼンの様子を写真をたくさん使って紹介していただいています。
良かったらこちらをご覧ください。

■佐々木俊弥さんのブログ「さりげなく★スローフード」
http://ameblo.jp/toshi-shun/

■佐々木俊弥さんの奥様のブログ「明日はもっとステキになれる♪」
http://ameblo.jp/slowfood-smile/

この後、かつてスタジオジブリに勤務されていた方が営む「ラピュタ」というビル内にあるレストラン「山猫軒」でランチ。同館では日本映画黄金期の映画が上映されていて、映画への愛、宮崎駿監督へのリスペクトを感じる。それに、緑があふれ、爽やかな風が吹き抜ける空間は、『天空の城ラピュタ』を想起させられた。ここで美味しいワインと食事をいただきながら、参加いただいた方々の自己紹介と、プレゼンの続きというか質疑応答タイムのようなもの。それと他愛もないおしゃべり(各人がかなりとんがった方々で、一つ一つがもう本当におもしろい)。特に、後で何度も思い出し笑いをさせてもらって、ついつい他の人にも話してしまった、掛川さんのあのお話し・・・。食事の後には、料理長の菊池茂さんにご挨拶。そして、対馬の食材と資料をお渡しした。やはり「せんだんご」に興味を示していただき、たいへん喜んでいただいた。

そういう訳で、対馬出身なのに、福岡在住なのに、「スローフードすぎなみTOKYO」に加入させていただくことになった。このグループは九州のメンバーともつながっているので、これから雲仙市や筑後地方の方々もご紹介いただけるということ。みなさまにお会いできて本当に本当に嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net
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by tsushimanoki | 2009-05-11 14:55

7日から10日にかけて東京!

7日から10日にかけて東京。やっぱりテンションが上がっているから、おのぼりさんなんだろうなぁ。でもまあ、かなり濃い内容になっているので無理もない。メインは、「スローフードすぎなみTOKYO」の代表者、佐々木俊弥さんにお会いし、そしてメンバーの方々数名の前で、特に対馬の食についてプレゼンさせていただくこと。ブログ「対馬市福岡事務所レポート」でもご紹介させていただいたとおり、「フーテンの寅さん」よろしく、対馬の特産品を並べて口上を述べさせていただく予定。(一部は簡単な調理も)。

そのほか、3月まで対馬野生生物保護センターに勤務されていて、現在は環境省にいらっしゃる佐々木真二郎さんと霞ヶ関付近でランチしたり、友人のアート展やライブに出かけたり(胸がドキドキ)、大学時代の友人たちとランチしたり、ファッション系のエディターの友人にお会いしたり、なんだかんだと盛りだくさんな東京ステイ。行ってきまーす♪

SPECIAL THANKS!
そば粉を提供してくださって、「そばがき」のレシピを書いてくださった「匠(たくみ)」さん。蜂蜜や藻塩を提供してくれて、「ろくべえ」をプレゼン前日に東京に届くよう手配してくれて、何度も電話取材に対応してくれた、友人のなおみ。そして、「がんばってこーい!」と食材の大半を提供してくれた両親。みなさま、本当にありがとうございました。

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net

スーツケースの半分は対馬の食材でパンパンに。「白い粉」はそば粉。
セキュリティー検査でひっかからなければいいけど…
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by tsushimanoki | 2009-05-07 02:22