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対馬の樹


WEBサイト『対馬の樹』より
by tsushimanoki
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WEBサイト『対馬の樹』のコンテンツ「対馬のこと」をご紹介しています。皆様のご意見やご感想をお待ちしています。
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東京のご報告

スローフードすぎなみTOKYO代表者、佐々木俊弥さんにコーディネートいただいた東京は、これまで経験したことのない、濃密でエキサイティングなものだった。

初日の夜は、佐々木さんが行きつけの、杉並と新宿のディープなお店5軒をはしご。予告していたものの、私の大食漢ぶりに驚かれてしまった。また、「それによく飲みますね、僕の女性の友人にはなかなかいないタイプです…」。「対馬仕込みですから。私が悪いんじゃないんですよ…」。

各お店のオーナーに対馬についてお話しさせていただき、食材の一部を提供させていただいた。そば粉を喜んでくださった「さわやこおふぃ」の中澤恒夫社長、沖縄の食材を販売されていて奥にはカクウチコーナーもある「沖縄倉庫」の岩元俊英さん、せんだんごを使ってみたい、対馬フェアをやってみたいと言ってくださった和食店「竹八」の太田雅規料理長、学生運動の香りが残る居酒屋「あいうえお」のママ、フランス人観光客が頻繁に来店する歌舞伎町ゴールデン街三番街にあるバー「ジュテ」のママ…。特に後半、九州では醸せない感じの「東京ならでは」に触れることができて大満足。

そしてプレゼン当日。「スローフードすぎなみTOKYO」、「スローフード東京」のメンバーの方々、7名にお集まりいただいた。佐々木ご夫妻のほか、かっこよくてかわいい女教授、名古屋文理大学のフードビジネス学科の中村麻理准教授、私がよく仲良しになるタイプのお話しがすんごくおもしろくて感じのいいおじちゃん、フリージャーナリストの掛川正幸さんなどなど、味わい深い方々にお集まりいただき、このスローフードすぎなみTOKYOの素敵な引力を感じた。そういう方々に対し、2時間みっちり、喉が少しカラカラになるほどしゃべらせていただいた。前のめりな感じでお聞きいただき、そして試食用に用意させていただいた「そばがき」と「ろくべえ」を「美味しい!美味しい!」と言って食べていただき、十分な手ごたえを感じることができて、もう本当に気持ちよかった。

プレゼンの様子を写真をたくさん使って紹介していただいています。
良かったらこちらをご覧ください。

■佐々木俊弥さんのブログ「さりげなく★スローフード」
http://ameblo.jp/toshi-shun/

■佐々木俊弥さんの奥様のブログ「明日はもっとステキになれる♪」
http://ameblo.jp/slowfood-smile/

この後、かつてスタジオジブリに勤務されていた方が営む「ラピュタ」というビル内にあるレストラン「山猫軒」でランチ。同館では日本映画黄金期の映画が上映されていて、映画への愛、宮崎駿監督へのリスペクトを感じる。それに、緑があふれ、爽やかな風が吹き抜ける空間は、『天空の城ラピュタ』を想起させられた。ここで美味しいワインと食事をいただきながら、参加いただいた方々の自己紹介と、プレゼンの続きというか質疑応答タイムのようなもの。それと他愛もないおしゃべり(各人がかなりとんがった方々で、一つ一つがもう本当におもしろい)。特に、後で何度も思い出し笑いをさせてもらって、ついつい他の人にも話してしまった、掛川さんのあのお話し・・・。食事の後には、料理長の菊池茂さんにご挨拶。そして、対馬の食材と資料をお渡しした。やはり「せんだんご」に興味を示していただき、たいへん喜んでいただいた。

そういう訳で、対馬出身なのに、福岡在住なのに、「スローフードすぎなみTOKYO」に加入させていただくことになった。このグループは九州のメンバーともつながっているので、これから雲仙市や筑後地方の方々もご紹介いただけるということ。みなさまにお会いできて本当に本当に嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net

# by tsushimanoki | 2009-05-11 14:55

7日から10日にかけて東京!

7日から10日にかけて東京。やっぱりテンションが上がっているから、おのぼりさんなんだろうなぁ。でもまあ、かなり濃い内容になっているので無理もない。メインは、「スローフードすぎなみTOKYO」の代表者、佐々木俊弥さんにお会いし、そしてメンバーの方々数名の前で、特に対馬の食についてプレゼンさせていただくこと。ブログ「対馬市福岡事務所レポート」でもご紹介させていただいたとおり、「フーテンの寅さん」よろしく、対馬の特産品を並べて口上を述べさせていただく予定。(一部は簡単な調理も)。

そのほか、3月まで対馬野生生物保護センターに勤務されていて、現在は環境省にいらっしゃる佐々木真二郎さんと霞ヶ関付近でランチしたり、友人のアート展やライブに出かけたり(胸がドキドキ)、大学時代の友人たちとランチしたり、ファッション系のエディターの友人にお会いしたり、なんだかんだと盛りだくさんな東京ステイ。行ってきまーす♪

SPECIAL THANKS!
そば粉を提供してくださって、「そばがき」のレシピを書いてくださった「匠(たくみ)」さん。蜂蜜や藻塩を提供してくれて、「ろくべえ」をプレゼン前日に東京に届くよう手配してくれて、何度も電話取材に対応してくれた、友人のなおみ。そして、「がんばってこーい!」と食材の大半を提供してくれた両親。みなさま、本当にありがとうございました。

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net

スーツケースの半分は対馬の食材でパンパンに。「白い粉」はそば粉。
セキュリティー検査でひっかからなければいいけど…
7日から10日にかけて東京!_f0167375_222011.jpg


# by tsushimanoki | 2009-05-07 02:22

季節はめぐって、雲丹(うに)のシーズン

実家から、飯束商店の雲丹(うに)の瓶詰めが(2本もーっ!)送られてきた。けちけちと、ちびりちびり、酒の肴としていただいている。「対馬の樹」を始めてから1年。開設当初、この雲丹のことを書いたよなぁと思いつつ、季節はめぐりめぐってまたこの雲丹のシーズンになったんだよなぁ、よく1年間がんばりましたぁ、そして思いもよらないことがたくさん起こったよなぁとかみしめながら、美味しく、嬉しく、楽しくいただく。

飯束商店
〒810-0021長崎県対馬市厳原町今屋敷731
TEL/0920-52-0159

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net

季節はめぐって、雲丹(うに)のシーズン_f0167375_18343982.jpg


# by tsushimanoki | 2009-04-30 18:33

家具製作所Kiiroの携帯ストラップ

対馬に帰省した際、家具製作所Kiiroのご夫妻にお会いした。思っていた通りの素敵なお二人♪ただ、あそうベイパークで開催されていたイベント、ご夫婦が子どもたちに小物づくりをレクチャーする場でお会いしたため、ゆっくりお話しすることはできなかったけど。この会場では小物類の販売もされていて、気になっていた「豚に真珠」の携帯ストラップを購入することができた。さっそく使わせていただいていて、折々に家具製作所Kiiroのお話しをさせていただいている。ちなみに、福岡事務所の来客用のテーブルと椅子は家具製作所Kiiroのもので、こんな形で使わせていただけるとは思いもよらなかった。使い心地が良くて、それになんかとても和みます。

家具製作所Kiiro http://ki-iro.jp/
〒817-1231対馬市豊玉町糸瀬15
TEL/0920-58-0885

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net


対馬のヒノキと真珠を使った、携帯ストラップ「豚に真珠」 1,400円(税込)
家具製作所Kiiroの携帯ストラップ_f0167375_1823296.jpg


# by tsushimanoki | 2009-04-30 18:01

清話会様への原稿④対馬市福岡事務所がオープンしました

清話会様のメールニュースの原稿をアップしました。(配信は4月28日予定)。お時間のある方はどうぞお付き合いください。

<清話会について>
中小企業向けに情報誌を発行したり、講演会やセミナーなどを開催している、東京に本社を置く会社(昭和13年創業)が運営する会員団体。清話会では、全国各地の中小企業の経営者約3000人に対し、週に2回程度メールニュースを発行されていています。このメールニュースに、月に1回、執筆させていただいています。
■清話会WEBサイト http://www.seiwakai.com/

◇対馬市福岡事務所がオープンしました

新年度がスタートし、早くも1ヶ月が過ぎようとしています。私は、4月10日、博多駅前にオープンした、対馬市福岡事務所に勤務することになりました。まさに新しい年度の始まりを迎え、そんなに若くはありませんが、多少はフレッシュマンのような感じで日々を過ごしています。といっても、同郷の方々(対馬市から出向してきた2名の職員)とご一緒させていただいているので、すぐに打ち解けることができ、日当たりの良い11階にあるこぢんまりとしたオフィスで、和気あいあいとお仕事させていただいています。(さっそく、ブログ「対馬市福岡事務所レポート」を担当させていただいています。http://tsjfuk.exblog.jp/)。

第4回目は、やや宣伝に寄った内容になりますが、非常にタイムリーであり、いくつかの地元メディアにも注目されているため、対馬市福岡事務所の現在の取り組み、開設に至った経緯や今後の展開について(まだ暫定的ではありますが)、ご紹介させていただきたいと思います。

今現在は、メディア、流通関連、対馬の産物を使った商売をされている方など、各企業とのリレーションシップを深めることができるように努力しています。(ありがたいことに、ほぼ毎日、終日にわたって、ご対応させていただいています)。すでに発表している内容としては、「福岡をはじめとする北部九州圏域を対象に、対馬の観光・物産のPRや企業誘致、情報収集などを行ってまいります」ではありますが、事業コンセプトや事業計画、具体的な業務内容については、今まさに詰めている段階にあります。そのため、つい先日、西日本新聞社の取材を受け、対馬市福岡事務所の目的や今後の展開について問われましたが、クリアなものを回答できたとは言えない状況です。ただ、「各自治体の事務所が福岡市から撤退している中、なぜ対馬市は福岡事務所を構えるのでしょうか?撤退理由として、ウェブで情報収集できるからとも言われていますが」という問いがあり、このあたりについては、熱く回答させていただきました。

まず何より、顔を合わせて話すことに勝るコミュニケーション方法はないということが挙げられます。対馬の場合は、離島という地理的ハンディを背負っているため、「大した用じゃないけど、近くまで来たからふらっと寄りました」ということができにくい環境にあります。企業としては、費用と時間をかけて行くのだからそれなりの成果が上げられないと動けないという事情があると思います。同程度の成果を近場で上げられるのであれば、そちらに行くのが当然です。また逆に、対馬市の職員がわざわざ島外へ出向いて情報収集などを行うとなると、(まあお役所というところですし)、かなりのスタミナを使うことになるかと思います。気軽に地元以外の企業や専門的知識のある方などとコミュニケーションできないことが、閉塞的を生んでいる要因の一つだと思います。

現在は、ウェブでかなり精度の高い情報を得ることができますし、メールで簡単にやり取りできます。ただしそれは、あくまでもピンポイントで、情報の幅や深さでいうと、生身の人間の持っている情報量にはとてもかなわないと思っています。ウェブではとても表現しきれない情報を生身の人間はかなり持っていますし、深い信頼関係があって初めて明かされる貴重な情報というのがかなりあるとも思います。(もちろん、ウェブやメールは私にとって仕事上の必須アイテムで、多大な恩恵を受けています。活かし方によっては人との深い信頼関係を築くこともできると感じています)。

実際に、様々な企業の方とお話しさせていただく中で、用件や本題とは違う話しに及んだとき、ポロッと貴重な情報を提供いただくことがたびたびあります。長くその業界にいると、「今さらわざわざ人に言うまでも無い」と思うようなことでも、全く畑違いの人からしてみればびっくりするようなことや、興味をそそられるようなことはよくあり、そういうことからお話しが盛り上がることもあります。人と人はピンポイントだけでつながるのではなく、面と面、あるいは三次元的なものでつながっているということを感じます。まだほんの数日ではありますが、色々な方とお話しさせていただく中で、ヒントがヒントを生んでいるというようなことを実感しています。こういう一見地味で地道な積み重ねが、今の閉塞的な状況を突破する大きな力になるのではないでしょうか。

まだ漠然とではありますが、対馬市福岡事務所というのは、対馬と島外との媒介のような機能を果たす場所、福岡を中心とした商圏に対して観光物産に関する戦略を練る場所と考えています。また、対馬市では、特に一次産業に関する企業誘致に力を入れていますので、どなたかとコラボできればと期待しています。オフィスは博多駅近くですので、お近くにお越しの際はどうぞお寄りくださいませ。最後は本当に宣伝に寄ってしまいましたが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

対馬市福岡事務所
〒812-0011福岡市博多区博多駅前2丁目12-26福岡Dビル11F
TEL/092-481-6411

□対馬の樹 http://www.tsushimanoki.net

# by tsushimanoki | 2009-04-27 13:54